アニマルクリニックおかもと

ペットを専門とする動物病院です

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07月

曇っていても熱中症

以前は日射病とよばれ、直射日光を浴びすぎて起きると思われていましたが、最近では、熱中症と呼ぶようになってきました。

室内温度が高いだけでも、十分に起こります。

脱水症状がみられたら、様子を見ずに、すぐに動物病院へ。

甘く考えていると、とんでもないことになります。

意外と知られていないレプトスピラ感染症

私の居る地域では、レプトスピラは存在していないと思われておりました。

2007年、製薬会社と大学の研究で、抗体調査をおこないました。

丁度、フィラリア予防の時期で血液検査をしておりましたので、その血液を飼い主さんの同意をもらって、20症例、無作為にえらんで、検査対象としました。

私はその時点で、自分の病院で2例の感染例を確認しておりました。

5%くらいの抗体陽性が出るだろうと考えてました。

実際に結果が出てビックリしました。4割近い陽性が出たのです。

つまりは、私が見ている地域では、しっかりと存在していると言うこと。

レプトスピラは診断が難しいと思います。

感染して発病し、死んでしまう、この経過の中で、死亡する前日と、死亡する当日の血液を検査センターに送って抗体検査を依頼して初めてわかるのです。症状からは疑えますが確定はできません。

感染経路も恐いです。経皮感染いたします。傷があれば、そこから感染しちゃいます。

症状は人も、動物もおなじです。

腎臓と肝臓が冒されてしまいます。ちょうど、O-157の感染したときの症状と同じです。

黄疸が見られ、腎臓の機能が冒され、死に至恐い病気です。

狂犬病も恐いですが、レプトスピラ感染症は今そこにある危機なのです。

レプトスピラは洪水にともない大発生する傾向があります。

狂犬病予防は何故必要か

狂犬病は、人獣共通感染症

なぜ、日本では犬だけ予防対象になっているのか

猫も感染します。この予防法が設定されたとき、猫の頭数把握は難しい状況だったようです。

自由に外に行くことを可能に親しいくがされていたから。

そのため、係留されている犬を予防対照にしたようです。

人が予防すれば良いのでは・・・そのとおりです。

人が予防していれば、人には来ない。しかし・・・・

狂犬病のワクチンはまだ、副反応が強すぎて、人に接種するにはあぶないものだったらしいです。

現在のワクチンは、安全性が改善されております。しかし、いまだ、狂犬病予防法で犬に接種することが義務づけられております。

ワクチンはしなくていいのか?

日本には現在、流行がありませんが、近隣諸国は狂犬病発生国です。

全世界で年に何万人も狂犬病で亡くなっています。

国内に、狂犬病が入ったとき、人には免疫がほとんどありませんので、すぐに感染してしまう可能性が高い。

動物も、集団免疫という考え方では、7割以上の予防率が維持できていなければ、完全には阻止しきれないと言われております。

人の健康維持のため、動物は、病気にならないように予防しなさいと言うのが、この予防法なのでしょう。

私が住む地域は、外国船の入る港が二つある地域。外国船が犬を舟に乗せてやってくる。その犬がもし、狂犬病を持っていて、湊で散歩に出て逃げ出したら、とんでもないことに。

それは絶対さけなければならないのですが、絶対はあり得ないので、やはり、予防は必要だと思っております。

狂犬病感染犬がバイオテロとして使われないことを祈っています。

 

 

お散歩は早朝か、夜にしましょう 足の裏がやけどします

夏の暑い真昼にお散歩をしている方を見かけます。

アスファルトは焼けております。

芝生なら問題ないんですが。

ぜひ、御自身で、真昼のアスファルトの上を、はだしであるいてみてください。

動物の気持ちがよくわかります。

早朝の朝日が昇ったばかりなら、まだ、アスファルトは熱くなっていません。

夜、日が落ちてしばらくしたら、アスファルトの温度も下がっています。

手で触って、大丈夫な温度かどうか、確かめてあげて下さい。

火傷しない温度かどうか。低温火傷も。

 

熱中症

暑くなってきました。気温差はとても大きい。

動物にとっても、とくに、年齢を重ねた動物には、体温調節が、うまくできなくなっている場合があります。

涼しく過ごせる場所は必須。

クーラーが効いていて,とても快適なお部屋に居れる動物は少ないです。

ひとも同じですが、水分補給が大切です。

食欲が落ちてきて,あまり水を飲んでないようなときは、動物病院へ。

脱水がすすむと、嘔吐をするようになります。嘔吐をすることでさらに脱水します。

嘔吐を伴うときは、なるべくはやく、受診しましょう。

後で後悔することの無いように